ビールが安くなる!?明日、30年以上続いた酒税とメーカーの戦いが終わりますw
みなさんこんにちわ!w
野生の行政書士の浪岡です!!v(・`ω・´浪)
-
本日、2026年10月1日。
-
酒税が改正されます。
-
「また酒の税金上がるのかよ!!」と思ったそこの酒飲みの皆さん。
-
今回はちょっと違いますw
-
ビールは税金が下がります。
-
そして今回の改正。
-
実は単なる増税・減税の話ではなく、
-
30年以上続いてきた
-
「国の酒税 VS ビールメーカーの企業努力」
-
みたいな歴史が、一つの区切りを迎える改正なんですw
-
-
ものすごーーーーく雑に、この30年を説明するとこうです。
-
-
国
「ビールには酒税かけるで!!」
-
メーカー
「税金高いな……」
-
「ん?」
-
「麦芽の割合を減らせば、ビールじゃなくて発泡酒になるやん」
-
「しかも税金安いやん!!」
-
ということで1994年。
-
サントリーが「ホップス」を発売。
-
ここから発泡酒という市場が一気に広がっていきます。
-
-
すると国側も、
-
「ビールみたいな酒なのに税金こんなに違うのどうなの?」
-
ということで税制を見直します。
-
-
メーカー
「発泡酒も税金上がるのか……」
-
「じゃあ……」
-
「麦芽使わなきゃいいんじゃね?w」
-
-
そして2004年。
-
サッポロが、麦芽ではなくエンドウたんぱくなどを使った「ドラフトワン」を全国発売。
-
いわゆる「第3のビール」が登場します。
-
-
国
「じゃあそっちも税率見直すで!!」
-
メーカー
「じゃあまた別の作り方考えるで!!」
-
-
……という感じでw
-
イタチごっことはまさにこのことwww
-
-
実際にはもちろんもっと複雑なんですが、酒税の仕組みが変わる。
-
メーカーが研究開発して新しい商品を作る。
-
また制度が変わる。
-
またメーカーが工夫する。
-
そんなことを30年以上やってきたわけです。
-
-
そして本日、ついにビール系飲料の酒税が一本化されます。
-
-
350ml缶で見ると、現在のビールの酒税は63.35円。
-
これが明日から54.25円。約9円の減税です。
-
一方、麦芽比率の低い発泡酒や、いわゆる第3のビール系は46.99円から54.25円へ。
-
約7円の増税。
-
-
つまり最終的に、「ビールでも発泡酒でも税金一緒ね!!」というところまで来ました。
-
-
そうなるとメーカー側も、「じゃあ、わざわざビールじゃない作り方する必要なくね?」となります。
-
-
これが面白いところ。
-
-
サントリーは、これまで新ジャンルだった「金麦」をビールに変更。
-
10月6日から、新しい「金麦」は生ビールになります。
-
しかも従来より麦芽比率を高め、麦のうまみや飲みごたえを強化。
-
-
キリンも同じです。
-
これまで新ジャンルだった「本麒麟」を、11月4日から「麦100%の生ビール」へ変更します。
-
-
つまり、税金を安くするために生まれた発泡酒や第3のビールが、約30年の時を経て、今度は本物のビールへ進化していくわけです。
-
-
これ個人的には結構面白い話だと思ってます。
-
-
我々消費者からすると、スーパー行って
-
「安い!!」
-
「うまい!!」
-
と言って買ってるだけなんですがw
-
-
その裏では、原料を変えたり、製法を変えたり、税制が変わればまた研究したり、メーカーがものすごい企業努力を積み重ねてきたわけです。
-
-
酒飲みの晩酌を支えているのは、メーカーの研究者や商品開発の皆さんなのかもしれませんw
-
-
税制が変わって、今度は「安いから第3のビール」ではなく、同じ税率の中で、各社がどれだけ「うまくて、買いやすいビール」を作れるかという競争になっていく。
-
-
そう考えると、これからのビール売り場。
-
ちょっと面白くなるかもしれませんね。
-
-
まあ……ここまで散々ビールの話をしておいてなんですが。
-
-
私はビールを飲むと体が痒くなるので、
-
飲めません!!w
-
-
完全なる日本酒党です!!v(・`ω・´浪)
-
-
今回の酒税改正。
-
私の晩酌にはあまり関係ありませんでしたw
-
-
それでも酒飲みの一人として、これからも美味しい酒を作ってくれるメーカーさんには、ぜひ頑張っていただきたいと思います!!w
-
-
……っと!!ここで一つ注意です!!
-
-
福島の街を支えている、居酒屋さん!!
-
飲食店の皆さん!!
-
-
今回の改正。
-
「へー、ビールの税金変わるんだー」
-
だけで終わらない場合があります。
-
-
実は今回、「手持品課税・手持品戻税」という仕組みがあります。
-
-
酒税というのは通常、メーカーから出荷された段階ですでに課税されています。
-
-
でも今回は10月1日から税率が変わります。
-
-
そうすると、9月30日までに仕入れてお店に置いてあるお酒には、当然、古い税率で酒税がかかっています。
-
-
そこで、増税されるお酒については差額を追加で納めてもらい、逆にビールなど減税されるお酒については、差額を戻しましょう!!
-
という調整をするわけです。
-
-
これが「手持品課税・手持品戻税」です。
-
-
10月1日午前0時の時点で、今回税率が上がるお酒を販売用として、合計2,000リットル以上持っている事業者さん。
-
-
2,000リットルというと、500mlなら4,000本。
-
350mlなら約5,700本です。
-
-
普通の小さな飲食店さんなら、なかなかこの量にはならないと思いますが、大型店や酒販店、複数店舗を経営して大量に在庫を持っている事業者さんは要注意です。
-
-
しかも、複数のお店や倉庫に置いてある場合には、その数量を合計して判定します。
-
-
該当する場合は、10月1日時点の在庫を確認して、手持品課税・戻税の計算をしたうえで申告が必要になります。
-
-
申告期限は、2026年11月2日!!
-
-
なお、増税対象のお酒が2,000リットル未満でも、ビールなど減税されたお酒をたくさん持っていて、「戻税を受けたい!!」という場合には、届出をすることで還付を受けられる場合があります。
-
-
なので、酒を大量に扱っている事業者さんは、「うちは関係ないべ!!w」と決めつけず、一度10月1日時点の在庫を確認してみてください。
-
-
酒飲みの皆さんは、メーカーさんの企業努力に感謝しつつ美味しく飲む!!
-
-
飲食店の皆さんは、メーカーさんに感謝しつつ在庫も確認する!!w
-
-
ということで、酒税改正。
-
飲む側だけではなく、売る側もちょっとだけ気をつけていきましょう!!v(・`ω・´浪)




コメント