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【野生の行政書士 放浪日記② 大阪、建物から色々生えすぎ問題www】

9月4日
読了時間: 4分

みなさんこんにちわ!w

野生の行政書士の浪岡です!!v(・`ω・´浪)

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顧問先の可愛い娘さんと大阪観光。

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放射線技師を目指さす彼女のスケジュール管理と勉強法のアドバイスをして、ドラマチックに合格した日が懐かしくなるくらい

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大阪でバリバリやっているようです。奥様に似てて、これがまた可愛いんですわ。w

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さて、お互いの近況報告もほどほどに・・・

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大阪の街を歩いていて、まず吾輩が気になったもの・・・

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 そ れ は 看 板 。(多分w

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いや、正確に言うと、

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看板というか……建物から色々生えてるwwwww

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カニ!! 龍!! タコ!! オッサン!!

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普通なら建物の壁に文字や写真を掲げるところ、大阪では巨大な立体物が壁から飛び出している。

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有名なのは、やっぱり道頓堀の「かに道楽」の巨大なカニでしょうか。

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街を歩いているだけで、とにかく目に入る。

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広告として考えたら、めちゃくちゃ強い。

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そして・・・こういうものを見ると気になってしまうのが、あたくし☆(職業病とは恐ろしいものである・・・w

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……これ、好き勝手に付けていいのか?(・`ω・´浪)

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調べてみると、当然そんなわけはありませんでしたwそりゃそーだw

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大阪市では、こうした屋外の看板などについて「大阪市屋外広告物条例」による規制があります。

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街の景観を守ることはもちろん、看板が落ちたり倒れたりして人に危害を与えないようにする目的もあり、原則として設置には許可が必要です。

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さらに、大きくなれば話はそれだけでは終わりません。

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高さが4メートルを超える広告塔や看板などは、建築基準法上の「工作物」として確認が必要になる場合があります。

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さらにさらに!!

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建物から飛び出した看板が道路の上空にはみ出す場合には、道路法上の「道路占用許可」が必要になることもある。

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つまり、「巨大なカニを建物から生やしたいです!!」と言っても

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「どうぞどうぞ!!」とはならないwww

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屋外広告物。建築。道路。

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設置する場所や大きさによって、いろんな法律が関係してくるわけです。

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ところが、ここからが大阪の面白いところ。

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「そんなに派手な看板が問題なら、全部おとなしくすればいいじゃん」

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という話でもないらしい。

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道頓堀には、地域の特性に合わせた屋外広告物のルールがあります。

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つまり、あの派手な看板だらけの風景そのものが、「道頓堀らしい景観」でもあるわけです。

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規制する。でも、街の個性まで殺してしまわない。

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安全性や秩序を守りながら、その街らしさも残していく。

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そう考えてみると、「景観を守る=全部地味にする」ではないんですよね。

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これも面白い。……と。

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ここまで調べて、「ほんじゃやっぱり、許可とればええんか。」

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と思ったのですが……

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そう簡単な話でもありませんでした。

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行政との関係とは別に、

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「そもそも、その看板をそこに付けていいの?」

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という民間同士の問題もある。

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その代表例が、大阪の「金龍ラーメン」。

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金龍ラーメンには、建物から巨大な龍が飛び出した有名な立体看板がありました。

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ところが、この龍……

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なんと、しっぽが隣の土地の上空にはみ出していたことにより・・・

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隣接する土地の所有者との間で裁判になり、最終的には龍のしっぽなどの撤去が命じられることになります。

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そして2024年。約30年間、道頓堀の街にいた龍は……

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本当にしっぽを切られました。

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しかも切断作業には、この龍を作った制作者本人も参加。

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龍の目には「涙」まで付けられたそうです。

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なんという大阪らしいニュースwww

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でも、これ。

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笑い話のようで、実務では結構大事な話です。

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行政から許可をもらった。→だから全部OK!!

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……ではない。

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土地には所有者がいる。

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建物にも所有者がいる。

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隣には別の土地がある。

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そして土地の所有権は、地面だけの話ではありません。

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必要な範囲で、その上空にも及びます。

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だから、看板が境界線を越えて隣の土地の上空にはみ出せば、今度は民事上の権利関係が問題になる。

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行政法上の許可の問題と、土地や建物の所有者、近隣住民などとの民事上の問題は別物なんですね。

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これは看板に限らず、色々な許認可の仕事でも大事なところだと思います。

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そして、この龍の話。

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ここで終わらないのが大阪。

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切られてしまった龍のしっぽ。

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その後どうなったのかというと……

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近所の巨大なカニが拾いましたwwwww

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巨大なカニのハサミに、切られた龍のしっぽ。

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裁判で切られた龍のしっぽすら、街のネタにしてしまう。

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大阪……たくましすぎるだろwww吾輩もそういう生き方しますwww見習いますwww

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こういう「なんじゃこりゃ?」から知らなかった世界を知れるのは、旅の面白さですね。笑

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野生の行政書士、放浪日記。(・`ω・´浪)

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まだまだ続きます。

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